F8 series8-Coach / 12m

1回の充電で280km走行可能な大容量バッテリーシステム
大容量バッテリーと世界最高クラスの低消費電力システムを搭載し、280kmの長距離走行が可能。
通常のインバータでは、反応速度が遅く、加速減時の出力コントロールにおいて、いくつもの出力ピークが発生しています。これらの出力電力はほとんどが熱ロスとなり、バッテリー劣化と電力消費の増大という悪循環を引き起こしています。当社のインバータは電池の劣化予測・出力最適化制御をバッテリーマネジメントユニット(BMU)が行い、アクティブ・インバータにてダイレクトモーター制御しております。そのため、マイクロ秒単位でのリアルタイムトルク制御が可能で、発進、坂道走行、走行時加減速において、電池消費をコントロールし、極力ピークが発生しないようにスムーズな出力制御を実現しました。これにより、バッテリー劣化防止(=バッテリー長寿命化)と電力消費の大幅低減(=航続距離の延長)を実現しました。※低消費電力システムについてはこちら
大容量バッテリーを搭載しており、ブラックアウト対策の移動用電源車としても活用可能です。
観光利用に適したダブルデッカー使用

2階建仕様のため、通常と異なる高い位置から風景を楽しめることができ、観光地での利用に特に適しています。また、座席数は79席と十分にあるため、一度に多くのお客様の乗車が可能です。
最新の長寿命・軽量コンポジット素材によるEV専用軽量ボディを開発

長寿命・軽量コンポジット素材のFRPを採用。ボディの軽量化により、長距離の走行を実現しました。一般的な素材と比べ、耐久年数は20年と長いため、安心して使用し続けられます。※詳しくはこちら
優れたコストパフォーマンス
EV車両導入の障壁となる本体価格を抑えるために、製造設計を見直しました。世界最高レベルの低電力化とバッテリーの長寿命化を実現した高性能なEV車両を低コストで提供。また、EV車両導入により、燃料費が大幅に削減できるだけでなく、EV車両はガソリン車よりもパーツの点数が少ないため、整備やメンテナンス費用を抑えられるなど、ランニングコストも削減できます。
自動運転バス(レベル4)の実現
自動運転の実用化に備えて自動運転バス(レベル4)の試作開発・試運転に取り組み、最新の各種高機能センサー(DGPS、レーザーレーダー、3Dカメラなど)により、EV商用車の安全で完全な自動運転を実現します。
フォトギャラリー















主要諸元表
F8 series8-Coach | 12m | |||
寸法(mm) | 全長 | 11995 | ||
全幅 | 2,490 | |||
全高 | 3,790 | |||
ホイールベース(mm) | 6,100 | |||
座席数(人) [座席+運転席] | 80 [79+1] | |||
航続距離(km) | 280 | |||
バッテリー容量(kWh) | 450 |
※詳細はお問い合わせページのカタログからご確認ください。