導入事例

【導入事例】那覇バス株式会社 小川社長 / 儀武様 インタビュー

弊社の小型コミュニティバスを2台納車させていただいた、那覇バス株式会社様へインタビュ-をさせていただきました。

那覇バス株式会社 代表取締役
小川 圭吾様

Q1. EVバス導入のきっかけは何でしょうか?

以前からEVバスに興味があり、会社としても環境に配慮した事業展開に対応していく必要を感じておりました。加えて、国をあげてのEV化普及促進の流れもありました。
沖縄県には鉄道がないため、那覇バス・琉球バス交通は県民の皆様の移動手段として非常に重要な基幹を担っています。その観点からも、EVバスを導入できればと思っていました。
また、昨今の原油高に伴う軽油価格の高止まりの影響もあるため、EV化によるコストメリットも魅力的でした。
Q2. EVモーターズ・ジャパンのEVバス導入の決め手は何ですか?

設計開発から販売までを国内の企業が担っている安心感や、車両価格・航続距離・バッテリー寿命等が他社より優れている点に魅力を感じたからです。実際に、社内のメンバーにEVモーターズ・ジャパンのバスを試乗してきてもらい、大変快適であったという声を聞いたのも決め手のひとつですね。
Q3. EVバスを導入してみていかがでしたか?

安全で快適でしたね。お客様はバス車両が電車のようにスムーズに動くことにびっくりされていました。EVバスがすれ違った際には、周りを歩いていた方が、「あ!EVバスだ」と皆さん大変喜んでいた姿を見て、EVバスを導入し大変良かったと胸をなでおろしましたね。
また、軽油価格の高騰は会社経営の負担要因となっていますが、EVバスの場合は燃料費が安定しているため、その点での課題を解決できて良かったです。
Q4. 今後のEV化について

今後もEVバスを導入していきたいと思っています。
EV車両の更なる普及のために、国や地方自治体の支援や協力を受けながら進めていきたいです。

那覇バス株式会社 新川営業所
儀武 博様
運転手歴:3年
普段は路線バスを運行されており、弊社のEVバスを導入時から運転されています。

Q1. EVバスを運転することになったと聞いた時はどう思いましたか?

驚きと嬉しさがありました。以前より、電気バスに興味があったこともあり、会社がEVバスを導入すると知り驚き、その中でも自身が所属する新川営業所に配置されるとうれしかったですね。
Q2. EVバスを運転してみてどうでしたか?

停車時に、エンジン音がなく、車内のお客様がお話するお声まで聞こえてきて、EVバスは静かだなと感じました。また、減速時にはEVバスの特徴である回生ブレーキを併用することで、従来のフットブレーキの使用頻度が大幅に減り、運転時の操作が楽になりよかったですね。電気で動くので加減速時にもたつきがなく、非常にスムーズに運転できる点も気に入っています。
ただ、運転をしていてサスペンションが固く感じたのでもう調整できれば。
日中、電子ミラーに日差しが当たり、見にくく感じる。      
当社コメント
現時点ではサスペンションに関してのオプションはございません。
頂いたご意見を活かして、今後の開発に生かして参ります。
電子ミラーの調光は調整させていただきます。
Q3.お客様の反応はどうでしたか?

EVバスということもあり、乗車いただいたお客様からは「EVバスって車内がすごく静かですね。」というお声をかけていただきました。沖縄県とEVをイメージしたボディラッピングのおかげもあり、皆様からご注目いただいていました。親子連れのお客様も多く、なかにはEVバスに乗って幼稚園に行くことを楽しみにしているお子様もおり、嬉しかったですね。
Q4.今までのディーゼルバスと比較していかがですか?

操作性でいうと、非常にスムーズに加減速ができる点や、回生ブレーキを併用することで楽に操作ができる点に魅力を感じています。またEVバスは点検項目が少なく済むのもうれしいですね。また、燃料の値上げが続いている中で、電気で充電できて燃料費を大幅に削減できる点は会社にとって大きなメリットを感じました。
運転席のドアのスイッチの配置を従来のガソリン車のバスと同様にすると、操作性が上がりなお良い。
当社コメント  
今後の車両に関しては従来のディーゼルバスと同じように、運転席右側に前扉と中扉の開閉スイッチを、トグルスイッチにて設置可能です。
Q5. EVバスの充電について

充電コードが重く、担いで充電口へ差し込んでいるのでもっと軽量なものがあればいい。
雨の日は濡れてしまうのが少し心配です。
当社コメント  
充電器本体はIP54、ケーブルはIP56保護等級を取得しております。
Q6. 今後、EVバス全般に期待することは何ですか?

社会が環境配慮への流れに乗り、EVバスの利用者が増えることで、EVバスが普及することを期待しています。

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