大容量バッテリーと世界最高クラスの低消費電力システムを搭載。
通常のインバータでは、反応速度が遅く、加速減時の出力コントロールにおいて、いくつもの出力ピークが発生しています。これらの出力電力はほとんどが熱ロスとなり、バッテリー劣化と電力消費の増大という悪循環を引き起こしています。当社のインバータは電池の劣化予測・出力最適化制御をバッテリーマネジメントユニット(BMU)が行い、アクティブ・インバータにてダイレクトモーター制御しております。そのため、マイクロ秒単位でのリアルタイムトルク制御が可能で、発進、坂道走行、走行時加減速において、電池消費をコントロールし、極力ピークが発生しないようにスムーズな出力制御を実現しました。これにより、バッテリー劣化防止(=バッテリー長寿命化)と電力消費の大幅低減(=航続距離の延長)を実現しました。※低消費電力システムについてはこちら
災害時には、大容量バッテリーを搭載した移動電源車として機能。
最新の長寿命・軽量コンポジット素材によるEV専用軽量ボディを開発
長寿命・軽量コンポジット素材のFRP・ステンレスシャーシを採用。ボディの軽量化により、長距離の走行を実現しました。※詳しくはこちら
優れたコストパフォーマンス
EV車両導入の障壁となる本体価格を抑えるために、製造設計を見直しました。世界最高レベルの低電力化とバッテリーの長寿命化を実現した高性能なEV車両を低コストで提供。また、EV車両導入により、燃料費が大幅に削減できるだけでなく、EV車両はガソリン車よりもパーツの点数が少ないため、整備やメンテナンス費用を抑えられるなど、ランニングコストも削減できます。
低床構造のカスタムバス
※写真は10.5m路線バスのものです。
車いすやベビーカーをご利用のお客様や、高齢者・お子様も安心して乗車できます。昇降口には、軽量のスロープを内蔵。内装は座席仕様、座席レイアウト共に、カスタムメイド可能。また、座席は標準仕様の他、送迎用豪華ファブリックシート、VIP席仕様皮革シートへ変更可能です。
自動運転バス(レベル4)の実現
自動運転の実用化に備えて自動運転バス(レベル4)の試作開発・試運転に取り組み、最新の各種高機能センサー(DGPS、レーザーレーダー、3Dカメラなど)により、EV商用車の安全で完全な自動運転を実現します。
フォトギャラリー
※写真はデモ車両です。実際運行時の仕様や装備と異なります。
※内装写真は10.5m路線バスのものです。
主要諸元表
※詳細はお問い合わせページのカタログからご確認ください。
車種: F8 series2-City Bus | 8.8mバス | |
寸法 (mm) | 全長 | 8,725 |
全幅 | 2,340 | |
全高 | 3,150 | |
ホイールベース (mm) | 4,650 | |
座席数 (人) [客席+運転席] | 20 [19+1] | |
乗車定員(人) ※立席込み | 48 | |
バッテリー容量 (kWh) | 176 | |
航続距離 (km) | 293(定速40km/h、負荷重65%、エアコンオフ) | |
最高速度 (km/h) | 80 |
備考
1. 仕様の指定がない場合はEVモーターズ・ジャパンの設計基準に従って製造します。
2. 特別な要求がない場合はEVモーターズ・ジャパンの標準プロセス要求に従って製造します。
3. 当カタログに関わる技術データは、EVモーターズ・ジャパンが所有するものであり、もし侵害があった場合は当 社は遡及する権利を有するものとします。
4. 実際の走行時の走り方や条件(気象、道路、運転、架装等の状況)により、電費は異なります。
5.オプション装着等の条件により重量及び乗車定員が変わる場合がございます。
6. 諸元表の数値はすべて参考値です。予告なく変更となる場合がございます。